どなたが出馬されるのかは
まだ不明なんですが、
前回の顔ぶれをまとめてみました。↓


北海道10区党名公明党立憲民主党共産党
 夕張市、岩見沢市、美唄市、
芦別市、赤平市、三笠市、滝川市、
砂川市、歌志内市、深川市、
留萌市、空知総合振興局管内、
留萌振興局管内。
氏名稲津久
(いなつひさし)
神谷裕
(かみやひろし)
木村賢治
(きむらけんじ)
前職病院の事務長遠洋漁業の漁協高校の教員
備考丸谷佳織 (元新進党) の後任。徳永エリ小平忠正
元秘書。
夕張高校の
元教頭。

東京12区党名公明党自由党共産党次世代の党
豊島区の一部、
北区
板橋区の一部、
足立区の一部。
氏名太田昭宏
(おおたあきひろ)
青木愛
(あおきあい)
池内沙織
(いけうちさおり)
田母神俊雄
(たもがみとしお)
前職公明新聞の記者タレント・保育士民青同副委員航空幕僚長
備考前国交相。(天下り復活は石井から)「トゥナイト」(テレ朝)→保育士。小沢の元秘書と逮捕。

神奈川6区党名公明党民進党共産党
横浜市
保土ケ谷区と旭区。
氏名上田勇
(うえだいさむ)
三村和也
(みむらかずや)
北谷眞理
(きたたにまり)
前職農水官僚経産官僚ロイタージャパン
備考元新進党
原発推進派。
イエール大学卒で、
浜田宏一に師事。
広末涼子は従妹。
ツアコン→ロイター→翻訳(派遣)。

大阪3区党名公明党共産党
大阪市
大正区、住之江区、住吉区、
西成区。
氏名佐藤茂樹
(さとうしげき)
 渡部結
(わたなべゆい)
前職日本IBM党職員
備考新進党→自由党元日雇い派遣。

大阪5区党名公明党共産党
大阪市
此花区、西淀川区、淀川区、
東淀川区。
氏名國重徹
(くにしげとおる)
石井美鈴
(いしいみすず)
前職弁護士・税理士競泳五輪コーチ
備考創価大学卒。Jr.の強化コーチ。

大阪6区党名公明党自由党共産党
大阪市
旭区、鶴見区、守口市、
門真市。
氏名伊佐進一
(いさしんいち)
村上史好
(むらかみふみよし)
渡司考一
(わたしこういち)
前職文科省職員大阪市議会議員医療生協役員
備考ジョン・ホプキンス大学
修士号。
民社協会。同和行政と裏金問題で
平松大阪市長を追求。

大阪16区党名公明党民進党共産党次世代の党
堺市
堺区、東区、北区。
氏名北側一雄
(きたがわかずお)
森山浩行
(もりやまひろゆき)
益修一
(ますしゅういち)
西村眞悟
(にしむらしんご)
前職弁護士関西テレビ記者介護施設職員神戸市職員
備考創価大の一期生。
元新進党
元新進党。

兵庫2区党名公明党民進党共産党
神戸市
兵庫区、北区、長田区と、
西宮市の一部。 
氏名赤羽一嘉
(あかばかずよし)
向山好一
(むかいやまこういち)
平松順子
(ひらまつじゅんこ)
前職三井物産大阪ガス弁護士
備考元新進党民社協会。

兵庫8区党名公明党共産党
尼崎市氏名中野洋昌
(なかのひろまさ)
庄本悦子
(しょうもとえつこ)
前職国交官僚出版社社員
備考冬柴鉄三の後継者。

 → 画像にしたものがこちら

 →比例区の候補者はこちら

民進党の前原代表は、
共産党とは組まないと
おっしゃっているみたいでから、
野党側には不利かも知れないですね。


大阪の選挙区が多いんですが、
関西創価のドンといわれていた人が
小沢一郎と仲がよかったみたいですね。



安倍政権になってからの国政選挙は、
すでに3回行われていて、


日付衆・参自民民主公明議席率
2012年12月294
(+176)
57
(-173)
31
(+10)
自民党単独で過半数
2013年7月115
(+31)
59
(-27)
20
(+1)
自公で過半数
2014年12月291
(-4)
73
(-11)
35
(+4)
自民党単独で過半数
自公で2/3
2016年7月121
(+6)
49
(-15)
25
(+5)
自民党単独で過半数(※改選議席内)
自公維で2/3

衆参両院で、過半数を取っていて、


改憲勢力であるとされている
自民・公明・維新の3党で、
憲法改正を発議するために必要な
2/3議席を獲得しています。


創価学会や小沢一郎にとって
最良の結果は、
自民党、あるいは民進党の本体が弱くて、
公明党、あるいは自由党への依存率が
高い状態にあることです。


自民党や民進党が
スキャンダルまみれになって
政治不信が強まり、
投票率が低くなれば、
組織票への依存度が高まります。


そうすると、無党派層は隅に追いやられ、
組織票のための政治が行われることになります。


個人の権利を追求するリベラルにしても、
正規雇用の仕事が減ったり、
財政的に厳しくなったことで、
国民の大多数にとっては邪魔な存在として
みられるようになっています。


日付内閣できごと
1979年1月大平内閣財政再建のために導入を検討→撤回。(5%)
1989年4月竹下内閣景気対策とセットで導入。(3%)
1994年2月細川内閣使途を社会保障に限定する代わりに、7%への増税を検討→撤回。
1997年4月橋本内閣5%に増税し、大失敗。
2012年6月野田内閣法人税の減税をセットにした10%への増税を、三党で合意。
2014年4月安倍内閣8%への増税と同時に、震災後続いていた公務員の減給を解消。
2014年11月10%への引き上げを、2017年4月まで、1年半延期することを発表。
2016年6月10%への引き上げを、2019年10月まで、2年半延期すると発表。
2017年9月使途を社会保障に限定する代わりに、10%への増税は延期しない。

 → くわしい年表はこちら


消費税を上げて困るのは弱い人たちです。


とりわけ増税に熱心なのは、
宏池会、田中派、公明党です。


アベノミクス批判の勉強会に出て、
トリクルダウンについて話していても、
「消費税を上げたい!」というのが
あの人たちの本音なんです。


増税の使いみちとしては、


・赤字国債の利払い補填
・公務員の給与
・法人税の減税
・社会保障の補填

とありますが、
これまでの増税分は、
法人税の減税とほぼ同額で、
上げれば下がるの繰り返し。


借金の補填についても、
消費税の増税だけでまかなうのは
不可能だといわれています。


まあ、利払いができなくなると、
起債できなくなりますから、
そのために何をけずるのかですね。


財政再建をする場合は、
各党とも、有力な支援団体を
切り捨てることになります。


・公務員の給与を減らす
・公共事業の無駄を省く
・業界団体のカルテルを潰す
租税回避地への流出を防ぐ...etc.

「合理化」についていえば、
庶民はもううんざりしている
と思うんですが、
政治的に強いところは手付かずで、
むしろ資産を増やしています。


 → 舛添都知事になってから、創価タウン八王子のナマポ補助が終了


まあ、切り崩し工作で引き入れた
暴力団だとか、貧しい地区の人たちだとか、
「ゴネとく」と言われている人たちへの
ご機嫌取りだとかですね。


気に食わないことがあると、
すぐに子分をまとめて出ていくんですが、


彼らからしてみれば、
国が生存権の保障をするのは当然だと
いう主張みたいなことなんですけどね。


創価学会が多摩地区に多いのは、
広宣流布」の最盛期
折伏大行進」の頃に、
公営住宅の人たちだとかに
声をかけていたからなんですね。


『朝日新聞』(昭和32年〔1957年〕6月26日付)の記事で、
 「創価学会の細胞 炭労などを食い荒らす 奇抜な説得方法で」
というのがあったり、その当時は、よく報道されていたようです。


近年だと、こんな話もありました。↓


 → 君野容疑者「バックが学会やから怖いもんないで!」

確かに「学会さん」は折伏大行進をやったみたい。
北区の市営住宅では、そのとき、のきなみ学会になったと聞いたよ。
当時の北区は貧しかったからね。
大震災の倒潰家屋からオウムの武器が見つかったことがあった。
http://blog.livedoor.jp/pegasus2011/archives/5606233.html

地区の人たちであるだとか、
固定された格差の底辺にあって、
来る日も来る日も3K労働で工場と団地を往復して、
見る夢もないという人たちをなだめるために、
希望の友」だとかやってたんですね。


麻生炭鉱の争議に代表されるように、
学会は、経営者寄りで、解放同盟は、
労働組合側なんですね。


本来的な目的だけなら良かったんですが、
暴力団の主要なシノギになっていて、
同和団体だけでもないんですが、


談合の仕切り役を通さないと、
公共工事が受注できなくなっていて、
巨額の裏金が流れたといわれています。


価格カルテルぐらいなら良かったんですけどね。


まあ、『蛇の道は蛇』ということで、
暴力団の手も借りないと解決できない
みたいなことなんでしょうね。


ずっと同じ暮らしがおくれるのなら
まだいいんですが、


家族が病気になったらどうしょうとか、
将来への漠然とした不安もあるし、
連帯して、命がけで来たりするんですよね。


一ノ宮さんのご本でも、冒頭で
六代目さんのお話が引用されていましたが、
無軌道に走る若者に仕事を与えて
世話する組織が必要だということなんでしょうね。


金融政策についても、
利払いの額を減らして
予算を通すために
金利を下げさせたりしていて、


あらゆることが
土建のために回っているのが
いまの日本なんです。


経世済民」で「経世会」なんですよ。


同和団体は、大きく3つあって、
解放同盟は、民主党系ですね。


まあでも、国も自治体も企業も
長引く不況で、お金を出せなくなって、
労働組合の組織率も低下して、
建設会社だとかもたくさん潰れました。


それはともかく、
公明党の目玉政策は、
軽減税率などの増税時の補助と、
授業料の無償化なんですが、


 → くわしくはこちら


軽減税率」については、


・対象品目がわかりにくい。
・対象品目に偏りがある。(食品以外では新聞のみ)
・会計システムの変更や、
 手続きの経費を含めると赤字になる。

という批判があって、


授業料についても、


「事実というなら、
私立高校授業料無償化負担軽減の問題では、
共産党都議団は4年間で17回都議会で質問している。

一方、公明党は、父母のみなさんが一生懸命集めて
この4年間で4回提出した『授業料や入学金の支援と
私立学校への助成の充実を求める請願』に
3回反対し否決した。

今年2月になって、初めて賛成した。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-06-23/2017062302_04_1.html


という批判があるみたいですね。


私立といえば、アメリカ共和党が、
創造説を教える学校に通いやすくするための
バウチャー制度の導入運動をやってましたね。


創価学会の高校は、
東京都小平市にあって、
朝鮮大学校斜向い (はすむかい) にありますね。^^


共産党といえば、
政党助成金」の受け取りを拒否してるんですが、


供託金が足りないようで、
カンパを募ってるみたいですね。


 → くわしくはこちら


「もう紅白戦にはうんざりです!」
という人は、
共産党に投票するんでしょうね。


まあ、うちみたいに記事のスクラップだとか、
まとめをしているとわかるんですが、
「しんぶん赤旗」だとか、「週刊朝日」というのは、
他では絶対に書かないことを書くんですね。


地方議会の質問だとか、
市民オンブズマンのようなことでも
一番がんばっているんじゃないでしょうかね。


公明党は、「福祉の党」を自認していて、
年金問題には取り組んできたみたいなんですが、


2013年には、受給開始年齢が引き上げらたり、
あまり思わしくはないようです。( ※決まったのは2000年 )


さいきんの国の方針は、
ダイバーシティ」(多様性)だとか、
一億総活躍社会」というので、


「ダイバーシティ」については
小池さんも好んで使っていますが、


多様な人種の活用、女性の活用に加えて、
障害者や高齢者にも働いてもらおうというのが
言われるようになってきたんですが、


このまま社会保障が削られていけば、
健康年齢も短くなるでしょうし、
制度そのものをもたせることが
目的なのかなぁという感じなんですね。


年金基金 (GPIF) といえば、
最近は株式投資に軸足を移していますが、
もとは財投債の比重が高く、
田中派郵政族のお財布でした。


 → 年金基金の運用先の推移
 → 年金基金の資産額の推移
 → 運用先別の収益状況

GPIFが自主運用を始めてからの収は53兆円で、
そのうち市場で運用したことによる利益は50兆円、
財投債による利益は、3兆円でした。


年金の現状については、
テレビやYoutubeでも解説されています。↓


  → 【辛坊治郎】年金問題解説!


それと松井さんですが、
「うちは元祖改革だ」
みたいなことをおっしゃっていましたが、


一ノ宮さんのご本を読むと、
「改革」にも逆差別があるという批判が書いてあって、


そのあたりをどう考えるのかで、
意見が別れるんじゃないでしょうかね。