アジアゲートウェイ構想~原子力立国の相関図












きょうは新日鉄カラーにしてみました。


「日本でも原発を再稼働させれば
工場が増えるのになー」
とか言い出しそうな人たちなんですが、


ダメになった海外の原発企業を買い受けて、
途上国だとかに輸出しょう、
そのためのお金は国に出してもらおう、
ということみたいですね。


 → 原子力ルネッサンス (コトバンク)


日立が英国で進めているホライズン原発
日立単独で進めるにはリスクが大きく、
日立は日英政府の支援をあてにしている。


このバーター人事をきっかけに
日立は経産省と緊密な絆を築くようになっていく。

その延長線上にあるのが、
川村氏の東京電力ホールディングス会長への就任である。


ユニゾン・キャピタルが救済させた会社も
何だか、かたよりがありますね。^^


まあ、まったくこの人たちのためだけに
仕組んでいるわけでもないようなんですけどね。


企業が得をしているような形ですから、
トリクルダウンだとか、タックスヘイブンだとかの批判は
有るんじゃないでしょうかね。



「原子力立国日本をささえる燃料サイクル
 ──平和利用促進と核不拡散の調和を世界へ」

「拡大する世界の原子力発電と
 原子力産業メインプレーヤーの展望」

「Locally and Globally――青森が世界の原子力に果たす役割

【所信表明】
 今井敬 (社)日本原子力産業協会 会長

【講 演】
 三村申吾 青森県知事
 近藤駿介 原子力委員長

http://www.jaif.or.jp/ja/news/2007/40th-annual_press-release.pdf



柳瀬原子力政策課長

原子力政策大綱で、
使用済燃料は我が国で全量再処理をするという方針が確認をされましたので、
六ヶ所再処理工場で再処理される分を超える分につきましても、
第二再処理工場を建設して、将来費用が発生するということが
確実になったわけでございます。

http://www.meti.go.jp/committee/summary/0003680/index.html 

現行の大綱(05年閣議決定)作成準備期間中の04年にも、
少なくとも10回秘密会議5件が開かれていることが分かっている。
近藤駿介・原子力委員長は04年会議の主催者であり、
当時「表に出た瞬間に勉強会をやめる」と発言したとされる。

https://nonukes.exblog.jp/16414273/

民主党政権がベトナムに原発を輸出することにしたのは、
この政策の延長線上にあるためだ。
売り込んだのは貿易担当の今井だった。



柳瀬氏が第二次安倍政権で二度目の首相秘書官(事務)になったのは、
経産省の2年先輩で、現在も首相秘書官(政務)を務めている今井尚哉氏の
引きがあったからだとされている。



柳瀬さんの娘はバイリンガールですから、
困らないでしょうけどね。


ちなみにこの大綱は、
事故の直後に廃止されたようです。


枝野大臣に知恵をつける改革派“アンチ電力”官僚

 これは、枝野大臣が八田達夫・大阪大学招聘教授はじめ
5人の“アンチ電力”の有識者に
独自にヒアリングしてまとめたもので、
審議会とは一線を画する。
(中略)
 こうした事態に
大臣に知恵をつけているのは誰だ」と、
同省首脳陣は疑心暗鬼。

疑われているのは、1982年同期入省の改革派3官僚
(中略)
そして、資源エネルギー庁の今井尚哉次長だ。

http://www.elneos.co.jp/1202sc1.html

対露外交を主導してきた
経済産業省出身の今井尚哉首相秘書官ら


http://www.elneos.co.jp/1712sc1.html

今井尚哉・首相秘書官が初めて語った安倍政権の「責任」
http://bunshun.jp/articles/-/7322

貴殿と親しい、木俣秋水さんの子息、
文芸春秋の、民主党の小沢一郎さんと同類のライン構造をした、
偉い「木俣正剛(夏型Ⅱ、冬型Ⅲ類」さんに、
文章術を習われ、生涯をかかれても、次の世代のためになると思う。



再処理工場は、いまのところ
フランスのを使ってるみたいなんですが、↓



1980年代にラ・アーグの再処理工場で電源喪失事故が発生し、
https://cyclist.sanspo.com/266514

経営難の仏原子力大手、中国が再処理工場受注
フランスの原子力大手アレバは9日、
中国での核燃料再処理工場の建設で
国営「中国核工業集団」(CNNC)と合意に達し、
北京で覚書に調印したと発表した。
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/180110/mcb1801101846022-n1.htm

アレバ原子炉事業に15%出資、三菱重工 

EDFもアレバも実質的な国営企業。
アレバは原発の建設が遅れるなどして収益が悪化し、
2016年まで6年連続で赤字を計上している。
仏政府はEDFを中心にアレバが持つ原子力事業の整理を進めている。

https://www.nikkei.com/article/DGXLASFK11H03_R10C17A7000000/


日本だと、鹿島建設だとか、
日立とGEとの合弁会社がやってるみたいですね。↓


「原子力の鹿島」を次の世代へ

青森県六ヶ所村の日本原燃再処理施設などを手掛けてきた。


六ヶ所再処理工場

当社は、再処理事業の推進に主要機器メーカとして貢献をしています。


高速増殖炉

当社は、高速増殖炉の推進および実用化に主要機器メーカとして貢献をしています。


なんですが、


 → 核燃料サイクル 国の関与や負担めぐって議論始まる (ANN)
 → 六ヶ所再処理工場の現場は...「核燃料サイクル」見直しの行方 (報道ステーション)

もんじゅも、ナトリウム漏れ事故を起こしたまま、
放置されているみたいなんですが、


もんじゅが目標にしていたフランスの増殖炉も、
事故が相次いでいて、90年代に廃止されたようです。↓


 → 高速増殖実証炉スーパーフェニックスをめぐる動き


日本がお世話になっている海外の再処理施設でも、
深刻な環境汚染が起きているみたいですね。↓


 → ラ・アーグ使用済み核燃料再処理施設から汚染水
 → 世界初の核再処理工場・英セラフィールド


こういう再処理工場というのは、
元々は、核兵器のプルトニウムを作っていた施設で、
日本でも特に社共系の人たちが反対しています。


核保有国じゃない国で、
この再処理をしているのは
日本だけらしいんですが、
よく許可したもんですね。



河野センセーのおじいちゃんは、
国が責任を持って運営するべきだと
おっしゃっていたそうなんですが、


民間企業ですることになったのは、
この辺りが関係しているのかも知れませんね。



「しんぶん赤旗」の記事によると、
三村知事の経営していた会社も、
仕事を受注しているようです。↓


青森県の三村申吾知事が社長で大株主だった「三村興業社」が、
六ヶ所再処理工場を運営する日本原燃から工事を受注していた。

知事は原発や核燃料サイクルを推進してきた。
その一方で関係企業に利益が「還流」していた形だ。


自民党が事実上支えてきた知事2期8年を超える
「15年」(三村氏)の月日をともに歩んできた公明党と
三村氏の絆は、思いのほか深い。

三村氏の父で元県議の輝文氏は、
県議会で公明党県議と統一会派「公明・健政会」を組んできた。

輝文氏の後継として県議選上北郡区から初当選した、
三村氏のいとこに当たる吉田絹恵県議も同会派に所属した。


三村興業社は、
地元の港湾工事にも参画してますね。



それから、
玄海原発でトラブルがあったそうですが、
なんか似たようなことみたいですね。↓


 → 玄海原発再稼働の裏に! 知事と町長と九電の「ズブズブの関係」(FRIDAY)
 → 九州経済調査会
 → 日本で初めてプルサーマル導入したのは玄海原発


ちなみに、田名部さんは、お父さんが
菅原さんのところで登場してましたね。↓


 → 菅原一秀の相関図


東急 - 創価学会
東急 - 日立
東急 - Saha Group
虎ノ門ヒルズ - ドラえもん - 原子力
練馬区 - サンライズ - ガンダム - 原子力


それから虎ノ門ヒルズといえば、
アジアゲートウェイ構想」なんですが、↓


安倍晋三「国を開き」「外国人材に寛容な国でなければなりません。」
「そうすれば、一人あたりの収入だって増えていくんです。」('06/9)
https://youtu.be/2tAm7er1JXI?t=90

ご存知のように、
竹中さんとパソナなんですが、


 →【移民政策の年表】
 →【派遣法の年表】


現状はというと、
ひどい扱いを受けているそうで、
たびたびニュースでも取り上げられています。↓


 → 外国人材の状況まとめ

 → 平成28年度 インフラシステム輸出促進 調査等事業 (円借款・民活インフラ案件 形成等調査)